さて、前回ハローワークから『主治医の意見書』という書類を渡されたことをお話ししましたが、その話のその後です。
主治医の意見書を持ってハローワークに行ったところ、窓口で書類を提出すると、少しの間書類の内容などを確認していましたが、案外あっさりと「主治医の意見書が提出されましたので、300日に期間が変更されます」と言われました。
あんな読めない字の書類の内容が一瞬で分かったんかい(^^;
と心の中で思いましたが、何はともあれ、お金を貰える期間が増えるというのはうれしいことです。「良かった~」と心から安堵しました。
他に変更になったことと言えば、通常だと、失業認定日から次の失業認定日までの間に何らかの就職活動を2回以上行わないといけないのですが、
これが「1回以上でよい」ということでした。
病気の体に鞭打って無理してやる必要ないですよ、ってことらしいです。
あとは、私の場合は障害者手帳を持っていないので、「障碍者雇用枠での求人の応募はできない」とのことでした。
通常の求人に応募するということですね。
ただし、今後障害者手帳を交付された場合には、障害者雇用枠にも応募ができるようになるということでした。
精神疾患なので、今後どうなるかわわかりませんものね。そのような説明がなされるのも当然です。
また、精神疾患であることを、求人の応募の際に必ずしも明かす必要はない、とのこと。
自分の判断で、この求人にはオープンで、ここはクローズで、と判断してよいとのことでした。
あくまで個人の意思を尊重してくれるようです。
また、病気だからといって、自分の応募に際しての条件面(正社員、職種、通勤時間等)を変える必要はないそうです。
変えてもいいんでしょうけど、病気を理由に自ら変える必要はないということのようです。
「季節の変わり目ですが、体調はどうですか?」など優しい言葉もかけてもらいました。
これらの体験を通して思ったのは、世の中結構弱者に優しい、ということです。
傷病手当金がもらえたり、雇用保険がもらえたり、受給期間が大幅に延長されたり。
病気やけがなどに見舞われると、世間なんて冷たいものだと思ってしまいそうですが、世の中って案外弱者に優しい設計になっているんだな、と思いました。
もちろん、貰える金額は微々たるものですが(^^;
でも、ないよりはずっといい。
ハローワークの人も、結構親身になって相談に乗ってくれます。
世の中案外捨てたもんじゃないな、と今回の出来事を通じて感じました(^^)
もし、今後雇用保険の受給に行くという方の参考になればと思います。