双極性障害 虎の巻

双極性障害を患った人間が綴る、双極性障害完治への過程や双極性障害とは何かを綴る闘病記

雇用保険の受給期間が300日に延長されました。(ハローワーク編③)

さて、前回ハローワークから『主治医の意見書』という書類を渡されたことをお話ししましたが、その話のその後です。

 

 

主治医の意見書を持ってハローワークに行ったところ、窓口で書類を提出すると、少しの間書類の内容などを確認していましたが、案外あっさりと「主治医の意見書が提出されましたので、300日に期間が変更されます」と言われました。

 

あんな読めない字の書類の内容が一瞬で分かったんかい(^^;

と心の中で思いましたが、何はともあれ、お金を貰える期間が増えるというのはうれしいことです。「良かった~」と心から安堵しました。

 

 

他に変更になったことと言えば、通常だと、失業認定日から次の失業認定日までの間に何らかの就職活動を2回以上行わないといけないのですが、

これが「1回以上でよい」ということでした。

病気の体に鞭打って無理してやる必要ないですよ、ってことらしいです。

 

 

あとは、私の場合は障害者手帳を持っていないので、「障碍者雇用枠での求人の応募はできない」とのことでした。

通常の求人に応募するということですね。

ただし、今後障害者手帳を交付された場合には、障害者雇用枠にも応募ができるようになるということでした。

精神疾患なので、今後どうなるかわわかりませんものね。そのような説明がなされるのも当然です。

 

 

また、精神疾患であることを、求人の応募の際に必ずしも明かす必要はない、とのこと。

自分の判断で、この求人にはオープンで、ここはクローズで、と判断してよいとのことでした。

あくまで個人の意思を尊重してくれるようです。

 

 

また、病気だからといって、自分の応募に際しての条件面(正社員、職種、通勤時間等)を変える必要はないそうです。

変えてもいいんでしょうけど、病気を理由に自ら変える必要はないということのようです。

 

 

「季節の変わり目ですが、体調はどうですか?」など優しい言葉もかけてもらいました。

これらの体験を通して思ったのは、世の中結構弱者に優しい、ということです。

 

 

傷病手当金がもらえたり、雇用保険がもらえたり、受給期間が大幅に延長されたり。

病気やけがなどに見舞われると、世間なんて冷たいものだと思ってしまいそうですが、世の中って案外弱者に優しい設計になっているんだな、と思いました。

 

もちろん、貰える金額は微々たるものですが(^^;

でも、ないよりはずっといい。

ハローワークの人も、結構親身になって相談に乗ってくれます。

世の中案外捨てたもんじゃないな、と今回の出来事を通じて感じました(^^)

 

 

もし、今後雇用保険の受給に行くという方の参考になればと思います。