双極性障害 虎の巻

双極性障害を患った人間が綴る、双極性障害完治への過程や双極性障害とは何かを綴る闘病記

双極性障害(躁うつ病)

会社員(?)生活も早10カ月続きました。

こんにちは。 1月に、 会社員になるためにほかの会社を探すか? それとも今の会社にパートで残るか? で、かなり悩んだのですが。 結局今の会社にパートで残ることを選択しました。 なぜそうなったのかと言いますと、 まず一つ目に、周囲に相談しまくった結…

会社員になるって簡単じゃないね。

ご無沙汰しております。 前回の更新からすっかり間が空いてしまったのですが、有難いことにコンスタントにアクセスはいただいておりまして。 更新するネタもできましたので、久々に書いてみようと思います。 前回の更新から今までの間、いったい何をしていた…

相変わらず就職の難しさに直面している話。

前回、就労移行支援事業所の話を書きましたが、その後も就職活動は続けています。 最近、新しい目標が出来たので、そのためにもどこかに就職してお金を稼ぎつつスモールビジネスを始めてみようかと思ったのですが、その 「就職する」 というのがどうにも上手…

障害者採用に応募したけどダメだった話。

前回、企業の障害者採用枠に応募したとお話ししましたが、その結果です。 私が応募したのは、障害者専門の求人サイト『ウェブサーナ』で、インターネット上で応募が完結する手軽さと求人数の多さから、こちらを利用しました。 応募には、職歴と志望動機・資…

就労移行支援事業所って何をしてくれるの?何ができるの?体験に行ってみた。

最近の就職活動の延長で、とある場所に見学に行ってみました。 それはどこかといいますと、『就労移行支援事業所』です! なぜこの場所に見学に行こうと思ったかと言いますと、 自力での就活に限界を感じていたところ、障害者の就職についてあれこれ調べてい…

30代の精神障害者の再就職、現実は難しい。障害者手帳を貰ったほうがいい?

さて、ここ最近になってようやく、本格的に就職活動を始めました。 これまでは、 傷病手当金 1年6カ月 → 雇用保険(失業手当) 300日 が受給出来ていたので、収入面で心配はなかったのですが、 その雇用保険の受給期間にいよいよ終わりが見えてきて、ようや…

寛解後、前の会社に挨拶しに行ってきた話。

またすっかり更新をサボっていたこのブログですが、久々にあれこれ思うところがありまして、つらつらと書いてみようと思います。 まずその前に、2か月ちょっと前に、前の会社(発症時に勤めていた会社)に挨拶をしに行ってきた話をしたいと思います。 すっか…

ここ最近の生活。

さて、すっかりサボっていたブログの更新ですが、ここ最近の生活について少し思いついたことを綴っていきたいと思います。 安定したというお墨付きをもらって以降、本当に特に気分が乱れることなく過ごせています。 ごくたまに、寒い日が何日も続いた後に少…

雇用保険の受給期間が300日に延長されました。(ハローワーク編③)

さて、前回ハローワークから『主治医の意見書』という書類を渡されたことをお話ししましたが、その話のその後です。 主治医の意見書を持ってハローワークに行ったところ、窓口で書類を提出すると、少しの間書類の内容などを確認していましたが、案外あっさり…

雇用保険が3倍長くもらえるかもしれない?「主治医の意見書」という書類を渡された(ハローワーク編②)

さて、ハローワーク編の続きです。 ハローワークに行って、無事に書類の提出も終わって、これで雇用保険が受給できる!と意気込んでいたところ、そこへ何やら新しい書類を出されてしまいました。 「主治医の意見書」と書かれた書類をハローワークの窓口で渡…

ハローワークに行って雇用保険(失業手当)を貰おう!受給までの手続きをまとめてみた。(ハローワーク編①)

さて、今回は雇用保険の受給についてです。 雇用保険は、前の会社に1年以上勤めたのちに退職すると貰えるお金です。 通常、自己都合退職の場合は90日間を上限にもらえます。 このお金をもらうためには、まず、退職後に会社から送られてくる『離職票』をもっ…

協会けんぽの傷病手当金を貰おう!受給手続きについてまとめてみました。

さて、今回は傷病手当金のお話です。 会社員の方は、会社で健康保険組合に加入して保険証を有していると思います。 その健康保険組合の取りまとめ先である「協会けんぽ」では、病気になって休職することになった際に、『傷病手当金』というお金を支給してく…

くよくよ考えてしまう時の対処法

あれこれ色んな考えが浮かんできては、それらについてくよくよと考えてしまう事ってありますよね? 過去の失敗や後悔など、突然思い出してしまって、あれこれ逡巡してしまう。そんな経験ありませんか? そんな時、どうやって思考を変えれば良いのか分からず…

回復期(後期)の症状とどのように過ごしていたか。安定を手に入れるまで。

さて、今回は回復期(中期)の激しい鬱から躁を経て、その後の経過について綴っていこうと思います。 後期は約半年間と位置付けています。その半年間について、経過を書いていきます。 激しい躁状態になった私は、お買い物中毒状態になってしまったのですが…

回復期(中期)の症状とどのように過ごしていたか(4)初めて躁を自覚する

さて、前回は混合状態の経過の話をしました。 今回はその続きです。いよいよ躁が出現します。 グラフで当時の状況を表してみました。 波の高い位置が正常範囲を逸脱しているのが分かるでしょうか? また波の低い位置(うつ)でも正常範囲なので、この頃はひ…

回復期(中期)の症状とどのように過ごしていたか(3)混合状態の出現

前回は、死にたい気持ちが繰り返し襲ってきた鬱期の話をしました。 今回はその続きです。鬱の後の経過を綴っていきたいと思います。 死にたい気持ちを毎日抱えたまま寝ていることしかできなかったのですが、ある日の診察で主治医と話した結果、薬を増やすこ…

回復期(中期)の症状とどのように過ごしていたか(2)死にたい気持ちとの闘い

さて、今回は人生最悪の鬱期について、書いていきます。 思い出すのもヘビーですが、今は向き合えるくらい元気ですので、どういう経過を辿ったのか書いていこうと思います。 夏が終わろうとする頃、秋口に差し掛かって、私はうつの真っ只中にいました。 前回…

回復期(中期)の症状とどのように過ごしていたか(1)再びうつへの入り口

さて、前回まで回復期の前期の症状と、どのような経過を辿ったかについて綴ってきました。 今回はその続きです。 おさらいしますと、 急性期を休職して過ごすものの、会社員が決定的に向いていないことが分かり、会社を退職する決意を固めて意を決して会社に…

回復期(前期)の症状とどのように過ごしていたか(2)軽躁状態の出現

さて、前回の続きです。 回復期の特に前半について綴っていきます。 私が回復期と呼んでいるのは1年半程度の期間です。前期というのはその最初の5カ月間を指しています。 波の底辺では正常範囲を外れた鬱の中にかかっていますが、波の高いところ(躁状態)…

回復期の症状(前期)

回復期に起きていた症状について綴っていこうと思います。 回復期を図で表すとこのようになります。 急性期との違いが分かるでしょうか? 急性期はひたすら鬱状態でしたが、回復期になると調子のいい時は正常範囲に入ってきます。 波の底辺も急性期の頃より…

回復期(前期)の症状とどのように過ごしていたか(1)会社を退職する

さて、今回から、回復期に入ってからどのように過ごしていたかを綴っていこうと思います。急性期から一つ進みました。 回復期を図に表すとこのようになります。 急性期と比較すると明らかな違いがあるのがわかるでしょうか? 波の底辺の位置が少し上がってい…

双極性障害と診断されたらすぐにやったほうがいいこと(5)運動する

さて、今回は運動の効果について綴っていこうと思います。 双極性障害と診断されたら、まず運動習慣を見直してください。 おそらく、運動なんて一切できない状態のはずです。それは、うつ状態である以上仕方ありません。 しかし、今後のことを考えると、少し…

双極性障害と診断されたらすぐにやったほうがいいこと(4)認知行動療法を行う

こんにちは。 さて、双極性障害と診断されたらすぐやったほうがいいことシリーズですが、今回は『認知行動療法』を取り上げてみたいと思います。 『認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy 略して CBT)』とは何かというと、思考や行動の癖を把握し、自…

双極性障害と診断されたらすぐにやったほうがいいこと(3)日記をつける

さて、双極性障害と診断されたらすぐやったほうがいいことシリーズ第3弾です。 今回は『日記をつける』です。 これもやったほうがいい明確な理由があります。 まず、前回の睡眠覚醒リズム表をつけるもそうでしたが、双極性障害と診断されたからには、自分の…

双極性障害と診断されたらすぐにやったほうがいいこと(2)睡眠覚醒リズム表をつける

さて、双極性障害と診断されたらすぐやったほうがいいことの2回目です。 今回は、「睡眠覚醒リズム表」をつけてもらいたいと思っています。 どういったものかというと、これです。 https://www.secretariat.ne.jp/jsmd/gakkai/shiryo/data/suimin_kakusei_r…

双極性障害と診断されたらすぐにやったほうがいいこと(1)光療法

今回は双極性障害と診断されたらすぐにやったほうがいいことを書いていこうと思います。 まず、光療法です。 光療法というのは、日光や人工光を浴びて足りていない光を補う治療法のことを言います。 特に、鬱状態の時にやったほうがいい治療法です。 なぜか…

急性期をどのように過ごしていたか(2)

さて、前回も急性期をどんな風に過ごしていたかを書きましたが、その続きです。 双極性障害と診断され、同時に2か月の休職の診断書を出されたわけですが、当然たった2か月休んだくらいじゃ治りません。今2年近く経ってますがまだ治ってないんですから。 …

急性期をどのように過ごしていたか(1)

さて、前回急性期に起きていた症状に特化して記述しました。 soukyokusho.hatenablog.jp 急性期はひたすら鬱でした、と前回書きました。 まさにこんな感じです。 正常範囲にまるでかかっていません。波の高い位置ですら鬱です。 そんな状態の急性期を、私が…

急性期の症状について

さて、急性期の症状と経過について振り返っていこうと思います。 急性期は、双極性障害と確定診断された頃から3か月くらいの間だったと思います。 その間の私はグラフで表すとこんな感じです。 正常範囲に収まっていれば、発症もせず日常生活が送れていると…

双極性障害の薬について

今日は、双極性障害で医師から処方される薬についてお話ししたいと思います。 まず、双極性障害は、うつ病とは全く違う脳の病気で、飲む薬も別物と話しました。 うつ病と双極性障害では、薬も違います。 同じうつ状態だからと言って、うつ病で飲む【抗うつ薬…