双極性障害 虎の巻

双極性障害を患った人間が綴る、双極性障害完治への過程や双極性障害とは何かを綴る闘病記

私がブログをはじめた理由。

はじめまして。

私は現在「双極性障害」という病気を患っています。
2018年に発症し、かれこれ2年近く闘病しています。

双極性障害(昔で言う「躁うつ病」)は、日本では100人に1人の割合で発症すると言われています。
100人に1人ですから実はとってもありふれた病気なんですが、まだまだその実態は知られておらず、鬱病が世間的にも認知されるようになってきたのに比べると、まだまだ双極性障害は世間にはマイナーな病気と思われています。

私自身病名を聞かされた時は「双極性障害?なんじゃそりゃ?」って感じでした。


双極性障害と診断されてから、「双極性障害って何?」から始まり、かなりのサイトや個人ブログ、本も読みましたし、精神科医向けの本も買おうかと迷ったくらい情報収集には力を入れてきました。

しかし!
いくら調べれど、なかなか知りたい情報に辿り着けないんです(涙)


今は調べると言ったらやっぱりネット検索じゃないですか。
それで検索するわけですよ、いろいろ検索ワードを変えてね。
でも出てくるのは、さっき見たサイト、これじゃない感じの経験談、個人の体験に偏りすぎてる本、、、


私が知りたかったのって、もっと『治る過程』がはっきりわかるようなサイトだったんですよ。


患者ですから、「治りたい!」が一番じゃないですか。
で、実際に治った人の体験談とか探してるのに、そういうことが書いてあるサイトってなかなか無くて、
同じ闘病中の方のブログとか見ても、『私の躁の時はこんな感じですよ』『鬱の時はこんな状態ですよ』とか
【今】はわかるんだけど、「じゃあどうやって治っていくの?」がわからないんですよ。


専門家が書いているようなサイトは逆に、「双極性障害は、こういう症状が出て、こういう原因で・・・」って、それはわかるんだけど、大概そこでいう症状って初期症状の話とかだけで、途中途中でどういう症状出るのかわかんないし、
グラフとか書いてくれるのはありがたいけど、もう少し途中経過が分かって特に中期以降でどうなっていくのかがわかるサイトってないんかいな・・・と、いつも思ってました。


あと、双極性障害が世間でマイナーなせいか、検索ワード変えても出てくるのは同じサイトばっかり(涙)
それはいいんだけど、もうさっき読んだ感と、「このサイトのここと、こっちのサイトのこれと、あっちのサイトのあれを、全部ひっくるめて書いたサイト無いんですかー!!」
って毎回思ってました(笑)


そうやって苦労して検索を続けるうちに、
「私ですらそうなんだから、同じ思いをしている人が他にもいるんじゃね?もっと情報が欲しいと思っているのに、欲しい情報が得られずに困っている人がいるんじゃね?」
と思うようになりました。

幸いにして私は症状が緩やかな方なので、現在までにかなり回復して来ました。
これまでを振り返って、「ああ、あの時は急性期だったんだな。あの時はこんな症状出てたな。」などと今なら分かることもたくさんあります。


これらの私の経験したことって、もしかしたら大事なことかもしれない。
これを書き残すことで、大変な思いをしている同じ双極性障害の患者さんの助けになるかも?
だとしたら、書いてみる価値はあるよね、と。


そんな思いで、このブログを書くことにしました。



目指しているのは、双極性障害という病がどのような病気で、どうやって治っていくのかがはっきり分かる、このブログさえ読めば欲しい情報は全部網羅されてる、
そんな【虎の巻】のようなサイトです☆

そして、夢はこのブログの書籍化です!!


このブログが、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです(^^)